ちりめん細工 2021年干支 牛 2

牛 飾り牛

広島県の北広島町壬生という地区で「壬生の花田植え」という、ユネスコの無形文化遺産に登録された行事があります。6月の田植えの時期に、着飾った早乙女とともに牛も飾られて、共に田に入り、田植えの神事をするものです。

その牛は、「飾り牛」「花牛」と呼ばれています。牛たちは角や体をきれいに磨かれ、美しく飾り付けられます。飾り用の鞍や飾りの形は、その時々の流行や工夫がみられるそうです。

農作業には欠かせない相棒であった牛を、大切に思う気持ちや、日本人にとっての「米を育てる」という事についての、特別な思いが伝わってきます。

と、先日紹介をさせていただいていた「飾り牛」を少しアレンジして作ってみました。

前から見ると、こんな感じです。

おでこ?に花をつけられた牛がとてもかわいかったので、こちらにも参考にさせていただきました。

ゲンノショウコ

ゲンノショウコ「現の証拠」、葉の形が猫の足跡に似ていることから「猫足草」、ミコシグサ「神輿草」とも言われ、フウロソウ科、日本、朝鮮半島、中国原産。

先日うかがった、池田町のホーリーバジル畑のわきにちらほら咲いていました。

古い「人里の植物」という本には記載がありましたが、最新版の雑草、野草の本には載っていませんでした。。。減少しているのかな?

夏に刈り取り、陰干しにして、下痢止めの薬になるそうです。まことによくきくこと、現の証拠がある。。。ということで、ゲンノショウコ。。。だそうです❕

下の名前が同じ ショウコ なので、小さい頃から名前だけは憶えていましたが、まさかこう言うことが由来だなんて、本当におもしろい。植物の名付け親に、それぞれ会ってみたくなります。。。笑

ゲンノショウコはドクダミ、センブリなどと共に、日本では三大民間薬の一つだそうです。地方によっては、「医者いらず」「医者殺し」「たちまち草」「てきめん草」の別名もあります。

ちょうど今が刈り取りの時期です。使ってみたくなります。。。(^^♪


花の色が、白いのと、ピンクのがありました。もっと濃いピンクもあるようです。