木賊 ユッカ
木賊の茎の中には、ワイヤーをさしこんでから折って、形成しました。ユッカの葉で曲線を、木賊で直線を作り合わせました。
木賊
トクサ科、北半球の温帯原産。
このトクサ科の植物は、なんと石炭紀から存在すると言われています。そのころは大気の酸素濃度が高かったため、野火のリスクがありました。それに順応し生き延びるために?茎の表面には珪酸が含まれます。
茎の表皮の部分が固く、砥石のように茎でものを砥ぐことができるので「砥草」とも呼ばれます。茎を煮て乾燥させて使用し、いまでも木製品の仕上げの作業には使われています。
薬効もあり、止血、下痢止めのもきくそうです。
お花にもよく使うことのできる植物ですが、ドクダミと同じく凄い繁殖力がある強い植物なので、庭に植えるときには要注意です。
マツバラン 不思議な植物
数年前から、部屋のパキラの鉢植えの根元から不思議な植物が育ってきて、、、
最初はパキラの新芽か? と思って観察していましたが、とっても違いすぎて。。。笑
いろいろ図鑑を調べたりしていたのですが、分からず、とりあえず別の鉢に移して育ててみることにしました。すくすく育つのを楽しく観察していました。
そして最近、偶然ネットで同じような写真を見つけて、名前が判明!
「マツバラン」という名のこの植物は、マツバラン科で、ランとはつくけど花は咲かず、シダ科の植物でした。 茎だけで、葉も根ももたない特殊植物。。。(@_@)少しスギナとも似ています。お花にいけたトクサとも。。。
この姿の珍しさから江戸時代には栽培の歴史があり、観賞用に流行しました。「松葉蘭」の名前で、古典園芸植物です。現在では、山野での自生は少なくなっていて、環境省のカテゴリでは準絶滅危惧種になっています。
どうしてうちにやってきたのかは分かりませんが、、、(腐葉土かな?)これからもかわいがって、育てていこうと思います。不精な私には相性がよさそうです。
(^^♪