おかめ(お多福) ひょっとこ
「おかめ」「ひょっとこ」は古くからある日本の面(仮面)のひとつです。
「おかめ」は、おかめ、お多福、お福 といろいろな呼び方があり、その成り立ちも、狂言からだったり、大道芸や文楽からだったり、いろいろですが、古代では太った福ふくしい体(人相も)の女性は、災厄の魔除けになるとされたようです。
おかめのモデルは、日本最古の踊り子である、天宇受売命(あめのうずめ)であるという説もあります。天宇受売命は、芸能・神事の神様です。
「ひょっとこ」は「おかめ」と対で扱われることが多く、田楽などで、道化役として登場します。
語源は、竈の火を竹筒でふく「火男」がなまったという説があり、火の神様ともされています。二人そろえば家庭円満の神様とも。。。
小さい頃に、「福笑い」で遊んだことを思い出します。もうあんな遊びはしないのでしょうか?
単純だけど、けっこう楽しめました。笑う門には福来る!!
来年が、穏やかな年となりますように。 (^^♪